ゴン助のどっかぶり日記

中年クライマーのクライミングに関する日記
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塩見岳-間ノ岳-北岳縦走(7月31日、8月1日2日)
一昨年白峰三山を縦走した時に、是非登りたいと思った塩見岳に行ってきた。塩見だけではつまらないので、続く仙塩尾根経由で間ノ岳、さらに北岳に向かう計画で出発することにした。のだったが、なかなか梅雨が明けず、当初出発予定だった29日を延期し、天気予報とにらめっこしながら、結局7月31日(火)に出発した。週の後半は家族で実家に帰る予定にしており、また台風が接近していて8月2日の夜に再接近ということだったので、北岳の山頂には登らず、3日目に下山するつもりで出発したのだった。

1日目 鳥倉林道〜山伏峠小屋テント場
1日目の天気は快晴。八王子7時29分発のスーパーあずさ1号に乗り込み、岡谷経由で伊那大島に向かう。定刻どおり伊那大島駅に到着、無人駅だと思っていたが、実際には駅員が一人常駐していた。12時15分発の鳥倉登山口行きのバスに乗る。平日だったので、登山客は数人かと思っていたが、全部で10人くらいであっただろうか、思いのほか多かった。景色を楽しみながら、2時間ほどバスに揺られると登山口に到着。運転手さんの話ではこの辺は非常にアブが多いと言う。14:15に登山開始、どんどん高度を上げる。山道は結構整備されていてわかりやすく、危険箇所や迷うところもない。途中、2時間ほどで着いた水場で水を補給する。小屋では水は有料、水場もちょっと遠いらしい。16:45に山伏峠小屋到着。テント場にはテントがぽつぽつと既に張られていた。迷ったが、平坦そうで、またトイレからそれほど離れていないところにテントを張る。夜はコンビニで買った弁当を食べて7時過ぎに寝た。

2日目 山伏峠小屋テント場〜塩見小屋〜塩見岳西峰・東峰〜北荒川岳〜熊の平小屋テント場
今日の行程は長い。朝は3時過ぎに起床、さっさとパン食ですまして、4時にテント場を出発する。今日も快晴だ。塩見小屋近くまではアップダウンを繰り返す。塩見小屋近くで登りが続き、結構疲れてしまう。しかし、塩見小屋からの眺めは圧巻だった。天気がよく、ガスもかかってないので、南アルプスの仙丈、甲斐駒、北岳、間ノ岳、農鳥、はもとより、中央、北アルプスまではっきりと見える。このような景色を見に来たのだから申し分ない。来たかいがあったものだ。さて塩見小屋はこじんまりとした山小屋、塩見岳が眼前に迫っている。ここからきつい登りが続き、最後は岩稜帯を登ることになるが、登りに関しては特に危険箇所や難しいところはない。しかし、疲れ気味だったので慎重に登る。塩見岳西峰に着いたのは8:15頃。ここからの眺めもすばらしい。特に富士山がはっきり聳え立つように見えたのはよかった。北を臨むとこれから向かう仙塩尾根の稜線がはっきり見える。なかなか楽しそうだ。この時点ではそう思った。さて、頂上で30分ほど休憩して東峰を経由して、仙塩尾根に向かう。この辺は快適なのだが、北俣岳というところからの下りは結構ザレていて、落石させないように慎重に下りた。ここでちょっと時間をくってしまったようだ。北荒川岳の廃屋となった(テント場の)管理小屋に着く頃には結構疲れてしまった。なおかつ、水が足りなくなってきそうだ。ここから急にペースが落ち、30分歩いては、5分から10分くらいの休憩を取りながら歩くようになった。途中の小岩峰からの塩見の眺めはなかなかよかった。アップダウンを繰り返しながら、かなり消耗して熊の平小屋のテント場に着いたのは、13:40分頃であった。熊の平小屋は噂どうりのなかなか趣のある小屋であり、テラスから農鳥岳の眺めがすばらしい。テント場は小屋からちょっと離れた下りの途中にある。トイレからは離れているが、よく整備され、木立の中に点在しているのでなかなかよかった。また来てみたくなる。テント場には先着組が数張あった。立川女子高のグループが来ており、彼女らのテント場から離れた、平坦な場所にテントを張ることにした。結構ばてたのでテントの中で大分休んだ。休んでいると、夕方以降にぽつぽつと到着し、テントを張る数パーティがあった。今日も7時前には夕食をすませ、7時過ぎには就寝したのであった。明日は山を下りるかもしれない。

3日目 熊の平小屋テント場〜間ノ岳〜北岳山荘〜八本歯のコル〜二股〜広河原
今日も3時起床、4時に出発する。出発後、小屋から間ノ岳に向かう登山道の入口が見つからず迷ってしまう。しまった、昨日確認すべきだった。テントで起床している人に道を尋ね、やっと入口に辿り着く。10分程度のロス。昨日夜に奇声を発していた(?)フランス人ペアのテントの周りを荒らしてしまった。申し訳ない。小屋からはすぐに急登が続く。間ノ岳まで700アップするので仕方ないだろう。がんばりどこだ。三国平というところに出ると風が想像以上に強い。元々風の通り道なのか、それとも近づいてる台風の影響なのか?三国平を過ぎてしばらく行くと岩稜帯に突入する。ところどころ切れてるところもあるので慎重に通過する。相変わらず風が強く、風で押されて体が時々ふられる。これ以上強かったら引き返したかもしれない。三峰岳に着くと展望がよかった。ここが最後かもしれないと重い写真を撮りまくる。農鳥岳の方からガスが猛烈な勢いで上がってきている。仙丈岳への分岐を後にして間ノ岳への最後の登りに入る頃にはガスも上がり展望は殆どきかない状況になり、下の雨合羽まで着ないとならないほどに濡れてきた。結局、間ノ岳山頂に着いたのは6:40、展望は無し、山頂には人がいなかった。その後、人がじょじょに集まってきたが、その頃には出発、北岳山荘には8:20到着。青空も時折見えるのだが、やはり風が強く、ガスが多い。肩の小屋でテントを張ったら風でうるさくて眠れないかもしれない、と思うとやはり今日は下山する方がよい、と決断する。広河原13:25のバスにもまだ余裕で間に合う。八本歯のコル経由が一番早く下れそうなので、そのルートで下りることにする。北岳山荘からのトラバース道を通っていくが、結構登る。八本歯近くのお花畑はかなりきれいであった。その後、北岳バットレスを左に見ながら八本歯のコルに向かう。やはりバットレスはいい。また登ってみたくなる。八本歯のコルからは急な下りで梯子がこれでもかというほどに出てくる。ここから二股までが長かった。二股には10:50頃、広河原には12:50頃到着、バスには十分間に合う時間だ。それにしても今日も広河原到着1時間ほど前に水がなくなり、沢の水を補給した。荷物の重さより水を優先した方がいいのはいうまでもない。広河原からは南アルプス林道、夜叉神経由のバスに乗り、芦安村村営の山渓園前で下りて温泉に入る。ここで降りたのは私だけ、温泉も私一人占め、なんでこんないいところに誰もこないのだろうと思うのであった。温泉につかった後は、ビールを飲み、持参したカップラーメンを食べ、空腹を癒した。ここからは路線バスに乗ると、路線バスはがらがらなので楽チンで甲府駅まで行ける。正に計算どうりで余裕で甲府駅まで行き、普通電車で立川に向かった。正に充実の山行であった。今年はもう1回くらいどこかアルプスに登りたいものだ。それとも紅葉狙いにするか。。。?

伊那大島駅
なかなかの風情の伊那大島駅

鳥倉登山口入口
鳥倉登山口、アブが多い

三伏峠近くからの塩見岳
三伏峠間近で臨めた塩見岳

三伏峠到着
三伏峠小屋前

明方の中央北アルプス
明方の中央北アルプス

塩見小屋から仙丈、甲斐駒
塩見小屋から仙丈、甲斐駒

塩見小屋
こじんまりとした塩見小屋

塩見岳への岩場
塩見岳へ唯一の岩場

富士山
塩見岳から富士山を臨む

山頂から、仙丈、甲斐駒、北岳、間ノ岳
塩見岳から仙丈、甲斐駒、北岳、間ノ岳を臨む

仙塩尾根
塩見岳から、これから向かう仙塩尾根を臨む

仙塩尾根から塩見岳
仙塩尾根から塩見岳

熊の平小屋から農鳥岳
熊の平小屋から農鳥岳

熊の平小屋
熊の平小屋、静かでとても癒される

三峰岳
間ノ岳途中の三峰岳、ここを越えると仙丈に向かう仙塩尾根への分岐となる間ノ岳と甲斐駒
間ノ岳と甲斐駒

ガスが迫る塩見岳
急にガスがかかる塩見岳

八本歯のコル付近のお花畑
八本歯のコル付近のお花畑
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コメント
from: きん   2007/08/07 12:59 PM
山もいいですね。写真アップ待ってます。
from: ゴン助   2007/08/07 10:29 PM
やっと写真アップしました。もっともっと撮ってるんですけど、厳選しました。やっぱり山もいいですよ。
from: シュクラ   2007/08/07 10:31 PM
行って来たんですね、高速バスでなくて飯田線ですか。
伊那大島駅もこう見ると中々綺麗ですね。
(松川ICの近くに別宅が有るので地元なんです)

熊の平小屋は中々雰囲気が良かったでしょう。
次回は聖から三伏は如何?

ちなみに私が行ったときの報告は↓
http://www.geocities.jp/shuklaac/3000m
from: ゴン助   2007/08/07 11:03 PM
シュクラさん、行ってきました。軟弱コースですが、私にはこたえました。熊の平小屋はとてもよかったです。聖から三伏は、私にとって修業の域を越えてるような気がします。
from: シュクラ   2007/08/08 7:53 AM
荷物を軽くすれば大丈夫ですよ(シュラフをシュラカバにする等)。
赤石岳は大きくていい山ですよ〜。
一日歩いてテン場で食べるミカン&パイン缶は最高に美味しいんです。
from: ゴン助   2007/08/08 10:30 AM
シュクラさん、私もシュラカバだけで行ったことがあるんですが、寒くて耐えられず、小屋から毛布を借りました。あと軽量化できるのは、ザックを55Lの中型に変える。雨具を500gの超軽量のものに変える、くらいですかね。今でも結構軽いんです。多分13Kgくらいじゃないかと思います。
from: シュクラ   2007/08/09 8:01 PM
13キロならそんなに重装備ではないですね。
ザックは50LでICIのオリジナル、余分な物が付いていないので軽いのです。
カリマー等は布が丈夫ですが重いんですよね、70Lザックを買うときもタウチェの軽い物を選びました。
シュラカバで寝る時は冬のアンダーウエアを着るという手も有ります。
裏技ではエアーマットを止めてプチプチにするとか(冬の阿弥陀南稜でやりましたが寝れましたよ)。
そこまでして登るのか〜って感じでしょ(笑)。
from: ゴン助   2007/08/10 1:04 AM
ザックは今、物色中ですが、かみさんの手前、今年は買えないでしょう。イスカの軽くて薄いシュラフがあるのでとりあえずはそれで大丈夫だと思ってます。エアーマットの代わりにプチプチとは驚きました。かなり寒いような気がしますが。。
from: tom01h   2007/08/10 10:47 AM
ゴン助さん、ご無沙汰してます。あ、綺麗な写真追加される。この時期にしては、展望良かったみたいですね。羨ましい。今度、山も一緒に行きましょうよ。
荷物の件、カメラも結構重いのでは?ここは譲れないのかもしれませんが…
from: ゴン助   2007/08/10 11:03 AM
Tomさん、確かに1日目と2日目の展望は最高でした。今頃も結構いいんじゃないですかね。バットレス行かれると聞きました。今回八本歯から見たバットレスにはそそられました。楽しんできてください。カメラは今回EOS Kiss Digital NとレンズはタムロンのAF17-50 F2.8を持っていきました。最近はこのレンズばかり使っています。コストパフォーマンス絶大です。カメラは少々重くとも持っていきますね。
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